2度目の受賞を受ける見嶽会長(中央)
全国観光土産品の中から特に優れた土産品を全国推奨観光土産品として推薦する、第40回全国推奨観光土産品審査がこのほど東京で行われました。
この審査会に出品していた萩牛生活改善グループ(見嶽シゲ会長、会員5人)の「鉄山染ポーチ」が見事全国商工会連合会会長賞に輝きました。表彰式は2月4日、東京で行われました。
同審査会は日本商工会議所と全国観光土産品連盟が主催。菓子、食品、民芸、工芸の4部門で審査し、郷土色や品質に優れたものを表彰しています。
「鉄山染ポーチ」は3年前、同審査会で日本観光協会会長賞を受賞し、今回で2度目の入賞になりました。
今回は最高賞の大臣賞、日本商工会議所会頭賞に次ぐ全国商工会連合会会長賞。表彰式に臨んだ見嶽会長は「2度も受賞できるとは思っていませんでした。頑張ってやってきて良かったです」と会員の皆さんと喜び合っていました。
鉄山染はすべてが手作業のため、同じ模様が一つとしてありません。南部藩政時代、藩直営として栄えた割沢鉄山跡から流れる鉄分を多く含んだ水を使って染め上げる独特の風合いが特徴で、染め体験に訪れる人も後を絶ちません。